心の理論@落ち込んでいる人への声掛け

心の理論では「相手にも自分とは違う気持ちや考えがあること」を理解し、その気持ちを想像しながらコミュニケーションを取ることを学びます。

誰でも仕事の失敗はあるものです。評価されない時の落ち込みといった経験はありませんか?
傷ついたまま帰宅し、一人泣いた経験をした人もきっといるだろうと思います。

今回一つ課題として

「落ち込んでいる人へ声を掛けるとしたら、言っていい言葉、言ってはいけない言葉」などを考えてみましょう。
これがすべての答えではありません。
ただ、無意識に悪気がなく言ってしまい、相手は余計傷つけていたという事もあるかもしれないということも知っておきましょう。
勿論、もっと沢山答えが出てくると思いますが、ここに共通点があります。

①上司から本人へ
〇 「何か俺で役に立てるか?」「話す気になったらいつでも言ってくれ」
ここにも場面の設定が必要かもしれません。気楽に話せる間柄や、タイミングというものがあります。
部下は上司にそんなこと言われても言えません。と思う人の方が多いと思います。
なので、いつでも誰にでも言えばいいっていう話ではありません。
今なら声かけてもいいかな?という近づき方もスキルの一つになると思います。
✕ 「気にすんな」「俺だって同じようなことあったよ~云々、でもな~」

②同僚から本人へ
〇 「つらい時は誰でもある。話なら聞くよ」「手伝うよ」
一人でやらなければならない仕事もあります。出来ないやつと思われたくない人もいますので、
ここも、まずは「話を聞くよ」というスタンスからが無難と言えるかもしれません。
✕ 「しょうがないよ。世の中そういうものだ」「落ち込むなよ」「頑張れよ」

③部下から本人へ
〇 「何か僕に手伝えることありますか?」
中にはプライドが高い人もいますので、「お前に言われたくない」と思う人もいます。
やはり、言い方、タイミングなどが重要だと言えます。
✕ 「頑張ってください」「ひどいですよね」「つらいですよね」

励ますにも✕は他人事の様に、「嫌なことは忘れろ」「同情」(同情=上から目線、共感=同じ目線)と言うような言い回しだけで、「何も解決になっていません。」
元気づけているつもりでも、空回りしているんです。

本人は孤独感で軽蔑されたようにますます落ち込んでしまう可能性があるのです。

〇はもう一度やり直すなら、一緒にやろうぜ。力になるよというのが、伝わります。
一人で解決するのではなく、「支えてくれる人がいる」という心に勇気をもらうようなことです。
これは、元気や勇気、やる気などを誘う言葉に変換されていて、問題への解決への糸口にもなっていきます。

何気ない一言ですが、「本当の心の友」を見つけることができるチャンス、大切な人を見つけたことに喜びも生まれますよね。
例え、励ますつもりであっても、言っていい言葉、悪い言葉があることを理解することもコミュニケーションも一つのスキルだと思います。

お相手の人の性格やその場の雰囲気、場面などを考慮しながら、伝えるということがとても重要だと言えます。