ネットで販売で倒産する理由

私もネットで販売をしている業者として、倒産する企業にたいして無視はできないです。

手軽に始められる故に見落としがちなところがあるのかもしれません。

倒産申告した3社を会社名と社長名でリーディングした結果を比べてみます。

A社.季節ものを扱っていました、常に同じ状態で販売できない。季節、天候によって産物が変わり品質維持が難しい。クレームが多くなって、やる気を失う。

B会社.まず基礎的なことに問題です。輸入と販売価格との比率バランスができていない。価格とユーザーの確保がマッチしない。売上は1億円近く(事実)あったにもかかわらず、倒産。在庫過多

C社.新しい子が育たない。品質管理が難しい。事業範囲を広げすぎて人が足らずに賄いきれい。
売上を増やすために事業を広げたとしても、それを支える人材を確保できなければ、逆に経営の負担になってしまいます。

インターネット通販は気軽に始められます。でも、仕入れ価格は輸送代も含まります。仕入れ商品の価格だけでは済みません。
そして安定供給が出来るかということも重要な一つになります。

価格決定はとても重要になります。
安くて良心的というのも重要なのですが、大手のように大量生産できれば安くできます。例えば100個の商品を10人で作れば、1人あたり10個です。一人で100個を作るとしたら、10日間かかるんです。一か月の売り上げの差はどうしても出ます。
同じ商品を作っていても、人件費も、作業時間も、商品の回転速度もまったく違います。そこには人件費もかかりますが、生産スピードは全く違いますね。

一人や二人で行うのに、大量生産が出来ません。手間暇、時間のかかり具合が大手とは違います。その分、売り上げの回り方が遅いです。そのことを踏まえて値段と仕入れを考えていかなければなりません。

一人や二人で行っている会社が、大量生産できる会社と同じ価格で販売すれば、1か月の売り上げがどの程度なのか、計算できると思います。
だからこそ、
「この仕入れた商品は、1か月で売り切れるのか」
「半年かかるのか」
というところまで考えて、仕入れと価格を決める必要があります。
そして在庫過多も、経営を苦しくする原因になります。

また、大切なのが品質です。毎回同じ品質にできる商品なのか。それとも、季節や原料によって品質が変わってしまう商品なのか。ここを理解せずに販売を広げてしまうと、品質管理が難しくなります。

そして、ネット通販をしていると、クレームを完全になくすことはできません。どれだけ注意していても、商品に対する感じ方は人によって違います。もしも、クレームが起きたときにどう対応するか。メンタル面も関係してきます。
今回の3社を見ていると、
・仕入れと販売価格のバランス
・商品の安定供給
・品質管理
・在庫量
・人材
・事業を広げる範囲
・クレームへの対応
こうした一つ一つが、実は通販経営の土台になっていることが分かります。たしかに、インターネット通販は、始めること自体は難しくありません。でも、続けていくことは簡単ではありません。

これからインターネット通販を始めたいと思っている方がいるなら、私は、一度経営者の方に経営の仕方など教わりながら始めることをおすすめしたいと思います。

私はネット通販を20年行ってきました。酸いも甘いも経験しました。
そして、占いとは違うリーディングという形で、人の悩みや仕事についてもお話を伺っています。
これから通販を始めたいけれど、自分の考え方で大丈夫なのか?

そんなときには、後回しにして手遅れにせず、誰かに話してみることも一つの方法だと思います。
よかったら、ぜひご相談ください。

会社

Posted by 笛野 はすな