翡翠(ひすい)の歴史
翡翠は2016年には国石として正式に選定されました。
若い女性は翡翠を好まないですが、高価な商品になります。
日本でも翡翠がとれます。糸魚川の翡翠というのを聞いたことがある人もいることでしょう。
もともと、川から海へ流れ出て、海岸で緑色の石を見つけたというようなことが起きていたのだと思います。
日本人が翡翠を使用していたのは、かなり古い時代からです。少なくとも5000年前の縄文時代からではないかと言われています。
しかし、不思議なのが、古くから翡翠、あるいは、ネフライト(軟玉)とジェダイト(硬玉)などがあったのですが、一切使用されていない空白の時代がありました。
日本でも採れていたのに翡翠が出回らない時代。奈良時代の法興寺塔址の勾玉や正倉院宝物の中にある翡翠を最後として、日本史から姿を消えてしまいました。
これの理由がいまだにわかっていません。という事で原因をリーディングしてみました。
観音様や明王様たちが大勢目の前に現れてきます。翡翠は古くからの神の存在と関係が深いようです。神の言葉というような意味があるように思います。その言葉が占いにつながっていたのでしょう。まさしく神とのつながりの道具だと言えたのではないでしょうか。
奈良時代頃には仏教の勢力が強くなり、政治まで及んできます。奈良時代の聖武天皇は神道の立場でもありますが、仏教の信仰を熱心に行ったことでも知られています。
奈良時代であれば、翡翠は一般の人でも、手に取ることができたと思います。日本中の遺跡から翡翠が発見されています。
しかし、翡翠を持つことは神に通じる事と同じとし、仏教徒を増やすために禁じたのかなと。私は密かに封印したのではないかと思います。
それから1000年以上も翡翠の存在すら忘れ去られており、1935年に日本で翡翠が糸魚川で見つかったのです。本当につい最近まで日本で翡翠が採掘できること自体知られていませんでした。
現在は糸魚川に入って翡翠をとることができません。
1000年もわからなかった不思議なことを起こす翡翠の力を知っててか、縄文時代の人たちは翡翠をお守りのように、身に着けていたと思います。
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