モルダバイトの見分け方

モルダバイトは高値で取引されます。
写真のは本物です。よく見れば気泡も写っています。

チェコ周辺で発見される緑色の天然ガラスです。およそ1450万年前、直径約1.5kmの小惑星がドイツバイエルン州に落下し、その衝突で直径約24kmのクレーターを形成した際につくられたと言われていますが、定かではありません。

この天然ガラスですが、かなり偽物が出回っています。リビアングラスも同じです。黄色い天然ガラスですね。

ギザギザ模様のモルダバイトは深緑で、綺麗な表面の模様が特徴です。

偽物か本物かとても分からないように作りますので、騙されやすいのですが、私は「気泡」を基準に見ています。

天然ガラスは気泡が入っています。簡単に見つかるものなので、難しい見分けではありません。結構気泡ははいっています。一つだけで見つからないという事もありません。

形はまん丸というより、楕円の気泡です。これが見つからないものは天然と判断していません。とてもよく作られている偽物を見かけますが、気泡が一個もないのはやはり偽物と判断しています。後、綺麗な形の窪みがあると、天然らしく思えないですよね。人工的と言えるでしょう。

天然のは小さい物でも気泡は確実に見つかります。大きい品物で一つもないのなら、それは偽物でしょう。

今は気泡も入れて人工的に作っているとも聞きますが、天然と並べたら、違和感があるものです。こんな風に天然のができるかな?と少しでも思ったら買うのをやめましょう。

形ですが、ギザギザの模様が大きく深く、外側にヒダが大きく出ている程、欠けずにあれば、高値で取引されています。

勿論気泡が見えるものです。光にかざせばわかります。