なぜ人は裏切られたと感じるのか

普段も日常的なことで、色々取引があると思います。○○をする代わりに、△△をしてくれ。という。

お互いに見合うなら、それもありです。いいなれば、物々交換のような事。これが成り立っていたのが、縄文時代ではないかという見解もあります。

現代は代金にかわり、物々交換ではなく、金対物です。その金との取引が今若者が陥りやすいところではないでしょうか。
簡単なアルバイトの高額代金という取引です。

大人対子供の取引。有利なのは大人の方になりませんか。騙されたり、利用されたりした経験の年数がある人なら、それだけ経験値も高いので、知恵もつきます。
損をしないように行動することでしょう。

その取引も甘い言葉に乗ってしまう警戒心が付いていないのも原因の一つです。そんなわけないだろう?と他人の気持ちになればわかること。だって、「そんなに簡単に儲かるなら、本人が何故やらない?」「危険がないなら、自分もやるだろう?」と少しでも頭をよぎったら、危なさを感じてくるのではないでしょうか。

何か裏があると考えれば、保険の契約時も注意します。勿論保険の全てが悪いとは言いません。でも、私は「得する話」ばかり強調される時ほど注意するようにしています。メリットだけでなくデメリットはご自分で調べてみるなりして、任せっきりにしないことも大切だと思います。

私は常にその取引には、「得する話」ばかり強調される時ほど注意します。じゃ、あなたの会社はどこで利益取っているんですか?と率直に聞きます。口ごもったら、何か嘘をついていると思って、それじゃ、取引しませんとなります。実際、計算ミスなのかわからないですが、「変ですね?この契約ご自分はしますか?」と聞き返した事もあります。勿論返事がありませんでした。

神社へお守りも同じように感じます。大きな願いを掛けて、お賽銭は5円で、神様はお金は関係ないと思うかもしれませんが、そのお賽銭は神社維持に使われているんです。5円がいけないと言うつもりはありませんが、神様は関係ないとなるのは、ちょっと少し違うように思います。神社維持については考えていますか?と思います。

そう考えるとしたら、色々なところでご自分の都合のいいように解釈してしまう傾向を感じます。

相手の立場に立って気持ちを読み取るってとても大切です。

 

神様は直接的でないかもしれませんが、対人ではものすごく顕著だと思います。
「自己中」という言葉があります。相手を考えていないで、損得勘定で、ものを計るのは実は大きな落とし穴があるのかもしれません。

人と人との関係も、一見安そう、一見優しそう。一見面白そう。確かに自分にとって見合っていればいいんです。問題は起きません。

「そうでない」と思ったとき問題が起きるんです。要するに期待が大きいからではないかと思います。
しかし、その期待の基準は人まちまちです。価値観も人それぞれ。いいんです、そこは間違っていません。

ただ、後から、損した、騙された、急に見捨てられた、裏切られたと言う気持ちが起きた時、「された」という受け身になります。

その「された」という被害者意識の気持ちがますますつらくなるように思います。殺人や事件の被害者は見破る話じゃないのでここまでくる話になれば対象外です。

「見破れなかった自分」と考える人は「次は間違えないぞ」と、気持ちが引き締まります。「裏切られた」とつらさを背負っている人は、繰り返し、騙されたり、裏切られたとなっていませんか?
つらいと言っている人は、実際には予想できないこともあります。しかし、振り返ってみると「少し違和感はあった」と答える人は少なくありません。

そうなる前に、「本当かな?」「過剰に自分は特別」となっていないかな?という気持ちが自分にあれば、事前に防げるかもしれません。
「もっと特別にしてほしい」という気持ちが強くなると、相手への期待も大きくなり、一度期待が満たされると、次も同じように期待してしまうものです。

そして、相手が、もう勘弁してくれとなったとき、「裏切られた」という気持ちが出てくる可能性があるからです。期待した分、見返りが返ってこなくなるからつらくなるんです。

逆もしかりです、もしも、あなたが加害者扱いされているとしたら、相手との「距離が近すぎていないかな」「相手の無理を呑んでいないかな?」と
「嫌われたくない」態度で接している自分に気が付くことも必要な気がします。

上記のような人間関係の取引をこじらせないためには、最初から境界線を曖昧にしないことも大切です。

①何故、「裏切り」扱いしたくなる。されてしまうのか、原因があるはずです。その原因を相手ではなく、自分の原因を探りましょう。同じことが繰り返さないためにです。

②何のときでも、時間を守りましょう。時間外は時間外です。特別なのは急病とか、それを受け付けている場所のみだと思います。

③場所はプライベートと仕事場所と区別した関係にしましょう。

④無礼講は上司が言っていても、基本ありません。と理解しておきましょう。