魔女狩りについて
中世ヨーロッパでは、「魔女」とされた人々が裁かれ、処刑されるという出来事が実際に起きていました。
特に15世紀から17世紀にかけて広がった魔女狩りでは、数万人規模の人々が命を落としたと言われています。
しかも、魔女と特定するには特別な証拠があったわけではありません。
一人暮らしの女性とか、未亡人とか、子供がいない人や家畜が死んだ、子供が病気になった、ひどいのは、見た目とかの理由でした。
中には変だと気付く人がいてもいいのに、長い間魔女狩りは続きました。
ここに、人の本質的な構造が見え隠れしてるように思いました。
当時は何が起きるか分からない世界の中で生きていました。
原因不明の病気も、不作も、死も、理由が分からないまま突然やってくる恐怖があったと思います。
未知のもの、説明できない出来事、不安定な状況の中、魔女のせいだという原因が掲示されて、
縋る思いで信じていくという心理が動いたのだと思います。
結局
みんなが言っている。逆らうと自分が疑われるし、矛先が自分にくる。否定する方がリスクになる。
ということから、結果「信じること」が「正しさ」へと変化していく。この構造は、現代でもありますね。
SNSでの一方的な炎上や拡散や集団心理といった感じが当てはまるように思います。
集団心理に乗らない人は異端者となり、標的になる。
もしかしたら、集団心理の中で、加害者にも被害者にも自分がそうなる可能性があるわけで。
他人の不幸が自分の安心へとつながってしまう。
自分はあの人のようにならないという自分の立ち位置の安全を図って生きていく。
私なら関わらない方がいいと思ってしまう。
ここまでは、私の考察です。
魔女狩りともなれば、逃げるに逃げられませんからね。






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