キャッツアイは高価?

キャッツアイという石を聞く事があると思います。

クリソベリルのキャッツアイは最高に高額になります。通常キャッツアイと言えばクリソベリルを指します。

クリソベリルで、オリエンタルキャッツアイというのを聞いた事もあるかと思います。色、傷なしで、高価なものでは3ct(キャラット=0.6g)100万円以上します。

「悪魔から身を守る石」と信じられていたと言われています。

猫の目のように白い線が石の真ん中にでるシラー効果のひとつで、光の線がみえるのですが、これも高さがある程シラーがはっきり見えてきます。

クリソベリル以外のキャッツアイ効果を出す石は沢山あります。

アレキサンドライトやクォーツ、ローズクォーツ、タイガーアイ、シリマナイト、アパタイト、ルビー、サファイヤ等、沢山の石にキャッツアイを見ることができます。

クォーツはオクシデンタルキャッツアイと呼ばれていますが、ベリルは宝石の石ですが、クォーツは半貴石なので、価値が変わってしまいます。タイガーアイも水晶の仲間ですし。キャッツアイ効果もあります。

普通は光を当てて、シラーが出るというのが、キャッツアイの良さです。光と角度が合わないとシラーは出ないというのも不思議な石の効果になります。

質の良し悪しを判断するのはやはり色、そして大きさになります。クリソベリルのキャッツアイであれば、鑑別書、領収書金額がわかるものを同時に出してください。また、産地やどのようにして手に入れたかが分かると、価値観がつきます。

買取する側としたら、印象があります。汚れがとれていて、ジュエリーならケースに入っているなどの負荷価値も値段に入ると思ってほしいです。

プロはプロの浄化方法や専門の汚れ落としがありますので、そこまで神経質になる必要はありません。

原石も丁寧に包んであると、石に対する気持ちが伝わってその分やはり高くお値段がつきます。