ブルートパーズとアクアマリン

どちらも人気がある石です。写真はアクアマリンではありません。天然色のブルートパーズ度手す。

ブルートパーズは99%が人工色です。無色のトパーズに放射線を照射しています。1980年代にこれがよく売れました。

人工は青が濃いので、見た目でわかります。天然色はブルーが薄いので、分かりづらいかもしれません。1875年にブルートパーズが滋賀県で採掘できたのですが、現在は取れません。ほとんどが海外へ出て行ってしまいました。

風蓮の宝石箱では天然色のブルートパーズの指輪があります。貴重だと思います。たった1%の石ですから。
https://www.asna.jp/esp/prdw_ring_bluetpaz027.html

このようにアクアマリンによく似た色です。多分、両方出されたら見分けがつかないでしょう。

でも、とても薄いので、一瞬透明に見えますが、白いところで見るとブルーがわかります。

アクアマリンという名前はアクアの水とマリンの海が合わさって出来た名前です。ベリルの仲間で、色によって名前が付けられています。

緑だとエメラルド、ピンクだとモルガナイト、赤、黄、緑の色はレッドベリル、イエローベリル、グリーンベリル、透明なのはゴッシュナイトと呼ばれています。

これも過熱すると色が変わります。市場では茶色や緑のベリルを加熱によって水色に変化させています。内部変化がない為、加熱の有無を市場が問う事はありません。

ブラジル、ナイジェリア、モザンビーク、マダガスカルなどで採掘されています。