氏神と産土神との違い

氏神(うじがみ)と産土神(うぶすながみ)との違いがなんとなく・・・わかるようなわからないようなって感じじゃないでしょうか。

氏というからには、氏族のことです。
産というからには、生まれ育ったところという事になりますね。

今では氏族というのは言われなくなってしまいましたが、氏神とは、もともと社会において血縁的な関係にあった一族がお祀りした神さま(一族の祖先神)という事だったようです。そういえば、古代豪族の先祖は神様でしたね。物部の神様は、ホアカリノミコトというように氏族の神様が沢山います。猿田彦尊の末裔は常陸国の住人に猿田氏がいます。

しかし、氏子というのも、年月とともに、土地の神さま、つまり鎮守(ちんじゅ)の神さまである産土神は氏神と混同されるようになりました。氏子とは、現在になると、神社の祭祀(さいし)圏内に住んでいて、お祭りに参加する人たちを含んで呼んでいるようです。

私はその土地を守る土地の神様にお参りに行く事を勧めています。大きな神社に行きたくなるものですが、私はひっそりと佇む神社こそが、日本らしいと感じます。

小さな地区の地元こそ、目が行き届き、しっかりと神様は私たちの様子を見ているように思うからです。

もしも、氏神様に行くなら、注意してほしいことがあります。近所だからここなんだと思うのは違います。
同じ町名の場所に建っている神社を探してください。道を挟んで向こう町の神社の方が近いという事もあるかもしれませんが、神社には管轄というのがあります。調べてください。

朝、ご挨拶に私は行っています。その時、お願い事はしない事。感謝をお伝えに行くだけ。足を運ぶこと。こういうことを無駄だと思わず、心を込めて。