悪口言う人の信用度

職場や近所、友人同士のモヤモヤってありますよね。

私の周りはいい人ばかりという人もいるかもしれませんが、デメリットもあるようです。それは次の時に。

さて、悪口を言う人は「妬み」「評価してもらえない」「ライバル心」「孤独感」「劣等感の共有」など、理由があると思います。

もちろん本人は発散しているし、聞いてくれる人がいるということで、ない事までを作り話していきます。悪口言っていれば、友達でいてくれると勘違いしているから、そういう話を途切れないようにしていきます。

その結果どうでしょうか。相手はこの人は、「自分のいないところで自分の悪口を言っているかも」「愚痴しか言わない、悪口で解決しようとしている、信用できない人」という気持ちが生まれてきます。

脳科学的にも悪影響があります。精神科医の樺沢紫苑氏によると、悪口には「依存症に陥りやすい」と言っています。
人は悪口を言うと快楽を感じやすく、しだいに、より過激な悪口を言わずにはいられなくなるのです。

私も経験あります。自分の噂話が全く正反対になっているってことが・・・(遠くを見つめる)挙句に作り話まで。

その時、思ったものです。言ったもん勝ちなんだ、そっちを信用している人が沢山いる訳だし・・・ひどい話だと。

そんな気持ちのやり場がないというのも、その時思いました。

でも、出来る優秀な人はそんな話に耳を傾けないというのも同時にわかりました。見抜いるのだと思います。
悪口言う側も人を選んでいます。劣等感のある人を選んでいるのです。

立正大学名誉教授で日本ビジネス心理学会会長の齋藤勇氏は、悪口を共有することは親密度を高める効能があると言います。なるほど、これも納得です。よくかたまって話し込んでいますね。

東フィンランド大学の研究によると、世間や他人に対して批判的傾向の強い人は、認知症のリスクが3倍も高いことがわかっています。

悪口はストレス発散になるのではなく、逆に体に悪影響を与えているという事です。

この時、悪口を聞かされている人は一つ考えてみてほしいです。

「悪口言う人のコンプレックス」です。悪口言う時の気持ちです。「ライバルに負けている自分への不満」「評価されない自分への不満」「出来ない事への自分の不満」などが潜んでいるからです。

自分への解決に努力するのではなく、誰かに自分の不満を、他人のせいに変換して、他人を引っ張り込む依存的行為だった訳です。

優秀で出来る人はライバルもコンプレックスも自分で解決していますから、他人に依存することが無くなります。要するに、自分のコンプレックスを自分で解決できる人は「悪口やいじわるなどの行為で、仲間を増やし、依存的な解決をしていかない」のです。

コンプレックスの塊の人ほど、「悪口を言っている」と思います。
そうじゃないと、自分の劣等感の解決が出来ないからではないでしょうか。

リーディングが出来る人は見抜きますから、コンプレックスの塊にはならないと感じています。