フェンタニル

鎮静剤として使用されているフェンタニルです。

麻薬性鎮痛薬に「モルヒネ」があります。フェンタニルの鎮痛作用はモルヒネの80〜100倍ともいわれており、依存性や毒性が強く死亡者が出ているくらいです。

これの不正使用が急増し、世界的な問題となっているのです。アメリカでは蔓延されており、違法薬物で対策を急いでいます。

日本では、2023年2月には、フェンタニルに関する逮捕者が出ています。フェンタニルの薬剤シールを交際相手の男性に複数枚貼り付け、死亡させていたのです。無職の女性が逮捕されました。

ということは、皮膚についただけで死亡するんです。致死量もたった2gくらいだそうです。匂いを嗅ぐのも危険ということになりませんか?

オピオイドμ受容体に選択的に作用するピペリジン系合成麻薬性鎮痛薬。「麻薬及び向精神薬取締法」で麻薬に指定されている。薬理作用はモルヒネと同様であるが、鎮痛作用はモルヒネの80〜100倍強く、毒性も強い。脂溶性が高く、作用持続時間が短い。呼吸抑制、吐き気、嘔吐、眠気、多幸感、頭痛、鎮静、抑うつ、掻痒、発汗などの副作用がある。モルヒネに比較すると便秘、吐き気、めまいなどの副作用が少ないといわれている。精神依存、身体依存、耐性を形成する。

https://www.pharm.or.jp/words/word00821.html

そんな危険なものが、中国から麻薬フェンタニルの原料物質の輸出、密輸に名古屋が中継点になっていることが発覚しました。これってものすごい問題だと思います。アメリカでは、「フェンタニルにより、毎日200人を超える米国人が命を落としている」という。日本の政府は何しているんだ?と思います。わざと目を瞑っていたのか?と疑いたくなる。

身体

Posted by Meatel