ターコイズの歴史

ターコイズ=トルコ石ですが、この石はかなり古くから採掘されていて、古代遺跡にも発掘されています。

紀元前5000年頃にはメソポタミア地域でターコイズのビーズが作られていました。

紀元前3000年頃では古代エジプト王朝の頃トルコ石を神にささげる石としていました。空色のターコイズは身近に置いておけば、死後に自分の魂が地上でさまよう事なく、蘇り、永遠の命を授かると信じていました。

彼らはターコイズをお守りとし、旅をするときには危険を察知して自分を怪我から守ってくれると信じていました。

シルクロードの時代にはヨーロッパにも伝わり、その道を通るのにターコイズをお守りとして持っていたと言われています。

私が初めてターコイズのエネルギーを見たとき、シルクロードの時代のビジョンでした。馬車の荷物入れの場所から、おんぼろの木造車輪をすぐそばで見ていたのをはっきり覚えています。
その車輪は、割と早く回っていて、土埃がすごかったです。まるで、ターコイズそのものになったような気分でした。

シルクロードは結構過酷な場所で長い道のりを走らせています。難関の箇所があるようで、事故に遭って亡くなる人もいたように見えました。そこで、お守りを持つようになったのでしょう。

今やターコイズは偽物が多く出回っています。玄人でも見つけ出すのが難しいと言えます。不安なら鑑別をとりましょう。