ピーター・ファーディナンド・ドラッカー
彼の著作には大きく分けて、組織のマネジメントを取り上げたものと、社会や政治などを取り上げたものがある。
ドラッカーは著書『マネジメント』で、従来の全体主義的な組織の手法を改め、自律した組織を論じ、前書きにおいて「成果をあげる責任あるマネジメントこそ全体主義に代わるものであり、われわれを全体主義から守る唯一の手立てである」と述べている。
ドラッカーの思想は、組織や企業経営の分野にとどまらず、個人のプロフェッショナル成長の分野にも及んでいた。
いわゆるナレッジワーカーが21世紀のビジネス環境で生き残り、成功するためには、「自己の長所(強み)」や「自分がいつ変化すべきか」を知ること、そして、「自分が成長できない環境から迅速に抜け出すこと」を勧めていた。
新しい挑戦こそが、プロフェッショナルの成功に貢献すると主張していた。
上記はウイキペディアからの引用です。
「マネジメント」の発明者と言われている人です。彼の本は何冊か読んでいますが、難しいです。英語で理解しないとわからないのかもと思ったりしています。
彼の説明の中に、明治時代の日本を参考にしていかないと、今後は少子化の問題も抱えているわけだから、今のままではダメだと早く気が付いてほしい、という警鐘をならしています。かれこれ、20年くらい前の話ですよ。
私も学生の頃から聞いていたことをそのままドラッカーは言っていました。
「日本のすごいところは海外から取り入れるのはそのままではなく、やり方を学んできては、日本独自のやり方に変換していく、そして、日本独自の環境や文化に合わせて、改造していく力ある」というのです。
確かに、初めて入ってきた頃のオランダ語にしても英語にしても必ず日本語の言葉を当てはめて、解説していました。要するに初めて知る外国語に対して日本語の意味を当てはめて丁寧に辞書をつくり、誰にでもわかるようにしていったのです。
そして新しい知識に対しても、日本人に合わせたものを開発していたのです。このようにして日本は発展していきました。
ドラッカーはそのころのやり方にしていかないと、このままでは失敗してしまうと伝えていたわけです。日本独自のやり方を見つけないとってことですよね。
彼の日本人に対するマネジメントと言えます。
ただ、私はこの人をリーディングしていくと全く言い方で伝えてくるように感じてしまうんです。
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