スピリチュアルリーディングを嫌う人の話
嫌うってどういう意味?と思うかもしれません。10年以上前の出来事でした。
こういう世界だからインチキだと思われても仕方ないのですが、奥様がこのスクールにはいっていると関心もつご主人は多かれ少なかれいらっしゃいます。
「俺が本物か確認する」というご主人もいらっしゃいました。最近はこういうご主人にお目にかかっていません。
そして、「俺を見てくれ」とカウンセリングになりました。多分、今のスクールに在籍している人でこの方をご存知の方はいらっしゃらないかと思います。当時はインターネットで受講できなかったので、他人の事を知ることができない状態でした。熱心な生徒さんでした。
「横浜と大阪に会社を持っている。大阪の会社は今後どうなる?」というご主人のご質問。
私は未来を見る事はしませんが、今の状態で予想する事はできます。そこで、恐らく、悪い予想を言えばインチキだと言われていたのでしょう。
そんな内容ではなく、別の内容での真実を言っても避けられていくんです。
ビジョンを見ようとする最初の段階で、女性の姿がみえてきました。「赤い口紅が目立つ人で、黒いTシャツを着ている人が見えますが、この人誰ですか?」と聞くと、「さー知りません」という答えです。
「そうですか。では私のミスですね。もう一度やります」と言ってもう一度やりました。すると今度も同じ人が見えてきます。
「おかしいですね。また見えました。大きな蝶の柄が入ったTシャツです。お知り合いのはずだと思いますが?」
すると、ご主人は、びっくりして言います「嘘でしょう?本当にこういうのを信じていなかったけど、本物がいるんだぁ。今日は嘘を見抜くために来たんだけど、調子狂うな。どうせ偽物だから、俺が見抜くと言って今日来たんですよ。それ大阪のこれ(小指をたてる)です。妻には絶対に話さないで下さい。離婚する気はないし、これからもうまくやっていくつもりなので」
透視は嘘がありません。
奥さんは何も言わずにすぐにスクールを辞めました。多分ですが、「本物なら続けていいけど、偽物なら辞めろ」という話だったのではないかと予想しています。
インチキだと言われたのか、ここに居たら、いつか、リーディングができるようになるのが怖いと思ったのか、わからないですが、奥様はご主人の話を信じてしまったのでしょう。前日までスピリチュアルリーディングを信じていたのに、大切な人を失った気分でした。
こういう話は幾らでも出てきます。本当の事を言うと辞めていく。嘘がどこかにあると、真実は嫌われていくのだと思います。
本当の事を言うと困る人がいるというのはあるのかもしれません。真実が全て善意ではないのかもしれませんが、一方、こういう見えない世界を信じたくないという気持ちは私はとても分かります。
この部分は真実が知られるのが怖いのではありません。偽物が殆どだから怖いんです。実は私以外の占いを含め、霊感とか、超能力と言われる人を信じていません。すみません。
もしも、私のようにスピリチュアルリーディングができるようになれば、わかってきます。何故他人の自称超能力者という人を信じられないのかが。唯一、この人は本物だとわかる時、お金を取らない時の態度でわかります。大抵、そこまで入り込むことはないですよね。
私自身、特別ではないので、リーディングの練習を怠ったらできなくなるのはわかっています。
だから、毎日、呼吸とリーディングと氏神様のお参りを日課としています。この3つだけは守りたい。やらなくなったら、出来なくなる。
そもそも、スピリチュアルリーディングができるのも先天的な力ではなく、毎日の積み重ねだと感じています。特にものの考え方から始まります。リーディングに必須なのは直観力ではなく、論理性をもった人でないとできません。男性の方ができるようになるのだと思います。
ここがしっかり軸になりますので、人に流されて感情が揺れ動く人はそもそもリーディングはできません。
なぜなら、クライアントの感情に流されてしまい、真実が見抜けないからです。
ディスカッション
コメント一覧
私の周りにいる仲の良い友達も
みんなこういうリーディングとか瞑想とかなんか不審に思っている感じがします。
上司が高血圧とか胃の痛みとかでお薬を飲んでいたので、瞑想が良いですよとか
無料瞑想会の情報とかも伝えたのですが、無視されました^^;
ある友人は幽霊とか自分は霊感があるみたいなお話をするのですが、
私がリーディングの練習をしているとか瞑想をしていると
言うとそういう話を何故か避けている感じがします(;^_^A
なんでしょうね。なんか壁を感じますw
コメントありがとうございます。不審に思うのは仕方ないですよ。それが普通の感覚だと思います。それでも、真実がわかることがあるんだと言う時に、初めて信用するんだと思います。
信用しない事は当然な感覚だと思います。そうでないと、逆に怖いかも。