楽しい、楽(らく)の違い

2022-04-18

「楽しい」はポジティブで気持ちがいいですが、楽(らく)というと、良い意味にとれないときがあります。

「楽している」というと、一生懸命やっていないような言葉に聞こえたり、不公平さを嫌味にいっているようにとったり。

本来の「楽」(らく)は安らぎのほうになるのでしょうか。

この文字の成り立ちはドングリをつけた楽器の象形からできた文字です。

https://okjiten.jp/kanji261.html

楽器を奏でて、自然と笑顔になるような「楽しい」となったようです。楽(らく)はこの楽しい生活を指しているのかもしれないですね。

音楽を奏でるときの楽しさ、聴いている安らぎの文字なのかもしれません。

それと同じような感情になったとき、「楽」という言葉がでてきたのかもしれません。
神様から言わせると、楽は努力が伴わないために、「成長」がない、だから、成長が必要な時は良い意味にならないと話します。

なるほど、「頑張る」という力みが必要なときに、音楽を聴いているように楽してるとなれば、楽(らく)はいい意味でなくなるわけですね。

檪 こする 音を立てる

薬  くすり 楽になる

安らぎの「楽」は音だけでなく、体を楽にする「薬」にも関係しています。